COLUMN

海外を駆けめぐるアンバサダー・YUKITΩ(ユキト)さんに聞く!海外ハードオフの魅力とは

現在、ハードオフではアメリカや台湾をはじめ、海外4ヶ国で23店舗を展開しています。

“もっと世界中にハードオフファンを増やしたい”という思いから、「全世界ハードオフ化計画」 というキーワードも誕生しました。

2025年7月21日には台湾7号店となる「台湾 HARDOFF TAIWAN 南投家樂福店」が、続く8月9日にはタイ4号店となる「タイHARD・OFF Srinakarin Store店」がオープン。海外での展開がますます加速しています。

そんな海外のハードオフを精力的にめぐっているのが、ハードオフアンバサダーの YUKITΩ(ユキト)さんです!

今回は、YUKITΩさんに海外ハドフめぐりを始めたきっかけや日本のハードオフとの違いなど、気になるアレコレをインタビューしてきました!

これを読んだら、次の旅行先に「海外ハードオフ」を入れたくなるかも?

あなたのハドフ欲を刺激する体験談が満載です!

YUKITΩ(ユキト)さん
2024年からハードオフアンバサダーとして活動中。
SNSでは、ハドフめぐりで訪れた店舗の紹介や購入品レポートを投稿している。
趣味はトレカ集めで、メインはアクエリアンエイジとポケモンカード。エアームド推しで、ぬい活のつぶやきも。
海外を含むハドフめぐりで活躍するガジェットツールを探すことも多い。最近は子ども用にトミカ、新幹線やシンカリオンのプラレールをチェックすることも楽しみのひとつ。

▼YUKITΩ@ジャンクとカード探しの旅 Junk and Card Hunt Travel Log(Twitter)はこちら
https://x.com/junk_travelogue
▼YUKITΩさんのnoteはこちら
https://note.com/yukito_junkhunt

▼ハードオフ海外店舗についてはこちら
https://www.hardoff.co.jp/shop/overseas_store/

仕事の合間を活用!全国制覇を達成した国内ハドフめぐり

ーーまずは、ハードオフとの出会いを教えてください。

もともと、地元にあったハードオフには学生時代から通っていました。気づけばもう20年以上になります。

ーー長いお付き合いですね!そこから「ハドフめぐり」をしようと思ったきっかけはありますか?

ハードオフに通っているうちに、アプリで「チェックイン」のログを残せる機能があることを知りました。

仕事で全国を回ることが多かったのですが、移動の合間に少し自由な時間を取れる状況でした。

折角だから、その時間を活かして「ハードオフに寄ってみよう」と思ったのが、めぐり始めたきっかけです。

※ハドフめぐりとは
全国の個性豊かな店舗をめぐって掘り出し物を探す、ハードオフグループのとっておきの楽しみ方です。ハードオフ公式アプリ内の「ハドフめぐり」機能を使用し、来店時にチェックインをするとめぐった店舗数が記録されます。

ーー仕事の合間にめぐるようになったんですね。

そうです。仕事のついでにめぐりきれない地域は、プライベートで足をのばすこともあります。

ーーアンバサダーとして、活動することになったいきさつを教えてください。

ハドフめぐりをはじめた頃、YouTubeなどで他のアンバサダーの方の配信を見かけて、ハードオフファミリーにアンバサダー制度があることを知りました。

ーーそれで応募されたんですね。

そうです。「受かるかな?」と思いつつも応募したら合格できて。アンバサダーになったからには全国制覇を目指そうと思いました。

※ハードオフファミリーとは
ハードオフが認定した公式アンバサダー。ハードオフやオフハウスの魅力をSNSで継続的に発信しています。また、ハードオフファミリーに認定された方には、各種イベントのご招待や特典のご案内、限定会員証の配布などを行っています。

参考:ハードオフファミリーとは

▼「2025 ハードオフファミリー オフの会」の様子はこちら
https://www.hardoff.co.jp/hardoff-family/topics/info/4124/

ーー今のめぐり状況はどれくらいでしょうか?

つい先日、8月24日に全国制覇を達成しました!

ーーおめでとうございます!全国制覇を終えた今、改めて「おもしろかった」と思うポイントはありますか?

地方のホビーオフやオフハウスですね。

山の中を車で走って「カーナビではあと5分で到着って…本当にこんなところにハードオフがあるの?」と思う店舗ほど、おもしろいものに出会えたりします。

そういう発見があるところが、ハードオフのおもしろさだと思います。

日本とはちょっと違う?カオスを楽しむ海外ハドフめぐり

ーー次は海外のハドフめぐりについて聞かせてください。どうして海外もめぐり始めたのでしょうか?

アンバサダーになったあたりから、仕事で海外に行くことが増えたんです。

出張先の国にハードオフがあると知って、「これは出張先での楽しみを見つけるチャンスだな」と思いました。

出張中は、仕事の合間の待ち時間も多いので、それを利用してめぐっています。

ーーこれまでにめぐった海外の店舗を教えてください。

2025年6月時点で、台湾の6店舗、タイの3店舗、ハワイの1店舗ですね。

これまでに台湾とタイは全店舗制覇していましたが、今年「台湾 HARDOFF TAIWAN 南投家樂福店」と「タイ HARD・OFF Srinakarin Store店」が新しくオープンしました。

今年の秋冬頃にはこれらの新店舗を訪問し、“再制覇”を達成する予定です。

ーー日本国内だけじゃなく、海外の店舗も制覇されるんですね…!

そうですね、せっかくなら。笑

ーーお気に入りの海外店舗はありますか?

台湾の店舗は、どこに行っても商品が豊富で楽しいですね。

店内でも日本語のアナウンスが流れていたり、MCUさんのラブハドフも流れているので、一瞬日本にいると錯覚することも。

日本のハードオフと雰囲気がほとんど変わらないので、日本と同じ感覚で商品を掘り出すことができます。

ーー商品のラインナップは日本と同じでしょうか?

洋服や陶器なども置いてあって、どちらかと言えばオフハウス寄りです。

海外のハードオフは、どの国でも基本的に、ハードオフの中にオフハウスやホビーオフが入っているようなイメージですね。

ーー日本のハードオフと海外のハードオフで、違いを感じますか?

台湾は日本とほぼ同じ雰囲気なんですが、タイはけっこう違います。

まず入店時に手荷物をお店の入口付近にあるコインロッカーに預ける必要があるんです。しかも店内は撮影禁止です。

ーータイならではのルールですね。

販売している商品も、日本の中古品がメインで、現地の方から買い取ったものではないんです。

日本の製品を求めているタイの方たちが通うお店になっていますね。

一方台湾では、現地の方から買い取ったものを販売しているので、現地ならではの商品を楽しむことができます。

ーー仕入れのスタイルも国ごとに大きく違いますよね。商品陳列にも違いを感じましたか?

タイだと高級品以外はショーケースに入っていなくて、棚に平置きされています。

さらにホビー品の細かいものなどは、アニメのジャンルなど関係なく、ざっと1袋にまとめて売られています。

大きいものは単体で販売されていますが、パーツに欠品があるものも見受けられました。

現地語版や珍アイテムも?海外ハードオフのリアル

ーー海外の店舗で、特に印象的だった商品はありますか?

台湾の「屏東新屏店」で見かけた、某有名キャラ風のイラストが入った遊戯台です。ルーレットのようだったのですが、正確には何か分かりません。笑

ただ、あまりのカオスさに、妙に惹かれてしまいました…

サイズが大きくて購入を諦めましたが、持って帰れる環境だったらきっと買っていました。

ーーそんなに魅力的だったのですね!

日本でいうと、デパートの屋上にあるピカチュウの乗り物を売っているような感覚ですかね…昔「ホビーオフ藤沢店」で話題になったアレみたいな…伝わるかな…

値段も日本円で3万円くらいだったので、コレクションとして買ってもいいなと思いました。

ーーイメージできました!実際に購入された商品はありますか?

繁体字(台湾などで使用されている漢字表記)パッケージのシンカリオン映画DVDや、繁体字版のトレーディングカードですね。

翻訳がめちゃくちゃなトレカも、コレクションのつもりで買いました。笑

ーーえぇ!なかなかカオスな商品ですね…

そうですよね、日本よりカオスな商品があるところも、海外ハードオフの楽しみのひとつです。

あとはやっぱり、現地語版の商品を探せることも魅力ですね。

特にゲームやCD・DVDは、現地語の商品が多くて見ていておもしろいです。

ーー現地の特色が出ていますね。海外ならではのトラブルなどはありましたか?

ハドフめぐりに関して、幸いにも大きなトラブルに巻き込まれたことはありません。

細かいところでは、新店がまだ地図に登録されていなかったり、住所が微妙に違っていてたどり着くのに苦労したことはあります。

あとは言葉の壁。ショーケースの中の商品を確認したくても、説明しにくいことがありましたね。

ーー現地スタッフとのやり取りは、言語の問題がありますよね。

ただ、台湾の「桃園楊梅店」や「台南東門店」には日本語が話せるスタッフがいるので、商品について質問できるのは助かりました。

ーーそれはありがたいですね!他にも、何か注意点などありますか?

気をつけたいのは、営業時間ですね。

台湾の店舗は22:00閉店なので、露店が集まる夜市などを観光しつつめぐれます。
逆にタイは17:00閉店とかなり早く、国によって営業時間が異なる点が日本と違うので注意が必要です。

ーー確かに、営業時間は日本とかなり違うので事前に確認しておくのが良さそうです。

家族と一緒に広がる、これからのハドフめぐり

ーー海外のハードオフについて「もっとこうなったら嬉しい!」と思うことはありますか?

海外の店舗でも、チェックイン機能があると嬉しいです。

全店舗達成が大変になるので、「ハドフめぐり」の対象に含まなくてもいいのですが…
アプリ上だけでも行った思い出として残せるといいなと思います。

ーー確かに海外も含めてしまうと、制覇がかなり大変になりますよね…!

あとはポイント制度ですかね。タイや台湾のようにこれから出店数が増えていく国では、国別にアプリがあってもおもしろそうだと思います。

ーー海外店舗の今後が楽しみですね。次にめぐってみたい国はありますか?

まだめぐり切れていないアメリカですかね。

ハワイの店舗は、ホノルルの大きなショッピングモールの中にあって訪れやすいです。
カリフォルニアの店舗は、定期的にあの地域周辺でゲームの世界大会が開催されるので、それに合わせて行ってみようと計画しています。

国際情勢が落ち着いたら、カンボジアもぜひ行きたいです。
首都周辺に店舗が集中しているので、訪れたら短期間でめぐれると思うんです。実はすでに下調べも済ませているので、タイミング次第です。

ーー準備が早いですね!これから海外のハードオフをめぐる方にアドバイスはありますか?

基本的な海外旅行の注意点になりますが、治安情勢をしっかり確認することです。

あと、一番気をつけていることは移動手段ですね。
公共交通機関を利用したり、タクシーは必ずアプリ経由(UberやGrab)で利用して、不当な料金を請求されないように気をつけています。

海外なのである程度自衛をしないと、何かあってからでは遅いので…

そう考えると、台湾は安全でめぐりやすいと思っています。あと近いですし。笑

ーーアンバサダーとしてこれから挑戦したいことはありますか?

全国制覇は達成したので、今後は「めぐること」に重点を置くのではなく、1店舗1店舗じっくり見ていきたいです。

特にトレカは掘り出すのに時間がかかるので、腰を据えてじっくり楽しみたいですね。

もちろん、出張スケジュールと合えば新店へのハドフめぐりも続けるつもりです。

ーーまた忙しくなりそうですね!

そうですね。私事ですが、年内に第二子が生まれる予定なんです。
実は今年アメリカをめぐる計画もあったんですが、大切な時期と重なるため見送ることにしました。

今後は、スケジュール的に無茶なハドフめぐりも難しくなると思っています。

ただ、そこで諦めるのではなく、家族旅行の一部としてハドフめぐりを組み込むのもアリだと思っています。

ーーそれは楽しそうですね!

全国制覇しようとすると、佐渡や陸奥は行くのが大変だと感じる方もいるようですが、家族旅行だと考えるとレクリエーションが豊富な場所なんです。

例えば佐渡なら佐渡金山、陸奥なら恐山温泉といった観光スポットが一緒に楽しめますしね。

ーー家族のレクリエーションとすると、めぐるハードルも下がりそうですね。

そうなんです。うちは幸い妻も同じ趣味ですし、子どもが旅先でぐずったらホビーオフでおもちゃを買ってあげたりもできます。

1人でストイックにめぐっていた頃とはまた違う楽しみ方ができそうですし、近いうちに上の子と2人で近所のホビーオフを一緒にめぐる日が来るかもしれません。

ーー最後に、YUKITΩさんにとってハードオフとはズバリ何でしょう?

無限のストレージですね。ついでにいうと、有料です。笑

ハードオフをめぐればめぐるほど、自分のコレクション用ストレージがいっぱいになる感覚があります。

集めたトレカの数は本当にすごいことになってますよ!

※YUKITΩ(ユキト)さんのコレクションルーム

ーーどれくらいの数をお持ちなのですか?

トレーディングカードの中で一番多く集めているアクエリアンエイジは、完全フルコンプリート間近だったりします。

ポケモンカードについては、メインで集めているポケモンのエアームドは2,500枚以上持っていますが、まだまだ少ないですね…

エアームドを抜いたポケモンカードは、20,000枚くらい持っています。

ーー20,000枚も!すごく多いですね…

ポケモンカードは多言語展開されているので、海外出張先で現地スタッフとカードを交換することもあります。

海外では意外とポケモンカード以外のグッズ展開が、日本ほど多くない地域が多いんです。
なので、好きなポケモンを聞いてお土産としてホビーオフやハードオフで探したりもします。
日本語版のカードは、喜ばれますね。

ーーほほえましいエピソードですね。

あとは、出不精な私を外の世界に引っ張り出してくれる大切な存在でもあります。

そういう意味でも、ハードオフは私にとってなくてはならない場所です。

ーー海外ハードオフの貴重な体験談をたくさんお伺いすることができました!YUKITΩさん、ありがとうございました!

▼YUKITΩ@ジャンクとカード探しの旅 Junk and Card Hunt Travel Log(Twitter)はこちら
https://x.com/junk_travelogue
▼YUKITΩさんのnoteはこちら
https://note.com/yukito_junkhunt

▼ハードオフ海外店舗についてはこちら
https://www.hardoff.co.jp/shop/overseas_store/

取材日:2025年8月26日