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【6/16グランドオープン!】釣り好き店長が奔走!「アウトドア&スポーツ新潟新和店」買取オープンまでの道のりを聞いてみた

2023年6月2日(金)に先行買取オープンした「アウトドア&スポーツ新潟新和店」。いよいよ2023年6月16日(金)に、販売開始のグランドオープンを迎えます!(※この記事は2023年6月7日に取材したものです。)

新潟新和店は、アウトドアやスポーツに関する商品を専門的に取り扱った店舗です。ハードオフグループでは、アウトドア&スポーツの業態を始めて約2年半。まだまだ深堀要素が詰まった業態の店舗がまた一つ、オープンすることになりました。

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アウトドア&スポーツはまだ始まったばかりの業態ということもあり、新潟新和店オープンまでに様々な苦労や努力があったようです。今回はアウトドア&スポーツ新潟新和店の店長・佐山さんに、オープン準備期間のエピソードや、新潟新和店の特徴など詳しくインタビューしてきました!

佐山さん、本日はよろしくお願いいたします!

アウトドア&スポーツ新潟新和店店長・佐山さん

現職に就く前はアパレル店員や、求人の営業を経験。ハードオフグループ入社後は、千葉→秋田→横浜→新潟(長岡)→新潟(竹尾)と店舗経験を積み、現在は新潟新和店の店長として活躍。ハードオフコーポレーション社内のキャンプ部に所属し、趣味は釣り。「釣り具・キャンプ用品」を得意部門としている。

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アウトドア業態、新潟で3店舗目!新潟新和店ができた経緯とは

ーー初めに、新潟新和店ができた経緯を詳しく教えていただけますか?

1つ目の理由は、始まったばかりの業態であるアウトドア&スポーツであれば、新潟に新設する余地があると思ったからです。

新潟県内はハードオフグループの店舗が多いです。ですが、県内のアウトドア&スポーツ業態はもともと「新潟竹尾店」と「長岡古正寺西店」の2店舗のみ。そこに「新潟新和店」ができたので、3店舗しかないんですよ。
ちなみに日本全国で見てもオフハウス アウトドア&スポーツの店舗数はまだまだ少なく、成長途中です。直近では6月9日(金)に、山梨県内で初めての店舗がオープンしました!

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ーー確かに、まだまだ可能性がありますね!

そうなんです。加えて私は、新潟竹尾店の元店長をしていて、アウトドア&スポーツ業態の立ち上げが2回目なんです。

新和店は、竹尾店よりも立地の良さを感じています。これが設立の、2つ目の理由ですね。立地の良さがこれから店舗にどんな影響を与えるんだろう、とワクワクしています。

ーー新潟竹尾店でも店長をされていたんですね。新潟竹尾店はアウトドア&スポーツ業態の、新潟一号店とお聞きしました。新しい取り組みを任された時の心境を教えていただきたいです。

私の得意部門は「釣り具・キャンプ用品」で、竹尾店では釣り具の強化を行っていました。コロナ禍の後押しもあって、釣りをはじめとしたキャンプなどのアウトドアが盛り上がり、その流れでアウトドア&スポーツの業態ができたんです。

任されたことに喜びを感じた反面、忙しくなりそうだな、とも思いました。新しい業態を立ち上げると言うのは、初めてのことで右も左もわからず不安が大きかったです。完成した時はそれ以上に、達成感がありましたね。

ーー得意部門は「釣り具・キャンプ用品」とのことですが、佐山さんご自身、釣りやキャンプによく行かれるのですか?

キャンプはハードオフコーポレーション社内のキャンプ部に参加させてもらって、会社の方々と年に2・3回は行っています。福島、群馬とかに行きましたね。釣りはどハマりしていて、週一回のペースで、頻繁に行っていますね。

ーーそうすると、お客様と釣りやキャンプの話で盛り上がれそうですね!

はい!お客様とお話をするのは楽しいです。また、買取時にも自分が「欲しいな」「この商品いいな」と、どきどきワクワクするかも一つの目安としています。私自身が趣味としてアウトドア・スポーツをするので、お客様目線で買取販売ができるのではないかと思っています。

「売り場のレイアウトはこだわりました」店長が考え尽くした〇〇メインの商品配置

ーー続いて、買取オープンまでの道のりをお伺いしたいです。まずはどのような準備が必要なのでしょうか?

最初は、店長がどんなお店にしたいかを考えながら、売り場のレイアウトを作成します。ここが一番苦労しましたね。レイアウトの軸を考えるのももちろん大変ですが、商品を並べる什器の発注も一苦労なんです。フックの数や棚の数など、全て細かく決めてから発注するのでなかなか大変でした。

レイアウトの軸もたくさん考えて、新和店はこの2軸に決めました。

軸1:新和店の跡地は、元々ゴルフなどに関連した店舗だったこともあり、ゴルフに関する認知がある程度存在していた。そのため、ゴルフ用品を推した商品配置にする

軸2:今まで他の店舗で強化しきれなかった、自転車を強化する

ーー確かに、自転車はたくさん置いてありますし、店内に入ってすぐゴルフ用品がありますね!

そうです。一番強化したいゴルフは入ってすぐの場所に配置しました。加えて、お店の脇の道路から、窓ガラスごしに商品が見える工夫もしているんですよ。

キャンプ・釣りに比べて、スポーツのジャンルはまだ手探りな状態です。それも、特にゴルフが。自分もまだまだ知識不足な点があるので、経験者の上司とゴルフに行ってみたりします。打ちっぱなしやショートコースで練習中です。力になってくれる先輩や上司がいて、勉強が捗ります!

基本的な知識は抑えていますが、これからは経験者じゃないと分からない「センス」的な部分をどんどん磨いていきたいと思っています。

店内搬入は、現地社員全員でバケツリレー!店長お気に入りのコーナーも紹介

ーーレイアウトの決定や什器や商品が揃ったら、次は何をするのですか?

次は搬入ですね。まずはまっさらで何もない店内に、什器を運んでいきます。

その後、商品を店内へ運びます。商品ととりあえず棚に収めるまでがこの日の作業でした。荷物を搬入するときは、20人くらいでバケツリレーをしたんです。新和店のスタッフだけでなく、現地にいる方々にも来ていただいて、ばーっと運びました。皆さん業態に関係なく協力してくださるので、やはり嬉しかったですね。

ーー人も多くて楽しそうですね!

はい、楽しかったです!商品を棚に納めている時、僕らのようなアウトドア・スポーツにある程度の知識がある人は分かるけど、他業態の人は分からなくてみんな手が止まってしまう、みたいなエピソードもありました。

例えば、釣りとキャンプのクーラーボックスは商品棚を分けているのですが、違いわかりますか?

ーーえっ、分からないです!

そうですよね。商品のすみ分けが他業態の人にとっては分かりにくいから、なかなかスムーズにいかない、なんてことも含めて楽しい現場になりました。

ーー店内のレイアウトや搬入まで携わった佐山さんのお気に入りのコーナーはありますか?

釣りの売り場がお気に入りですね!商品の量はかなり多いと思います。

例えば、釣り竿コーナーのタグは面白いですよ。それぞれの釣り竿に適している魚をイラストにして、価格のタグと一緒にぶら下げているんです。今回イラストのデザインが一新して、シンプルな見た目になりました。

タグのおかげで、商品をお選びいただくお客様やメンテナンスをする私たちスタッフも、パッと見て何の釣り竿か分かりやすくなりました。

加えてここには唯一、ジャンクコーナーがあります。現状釣りのジャンクのみですが、お客様から人気のジャンク品も販売しているんです。

準備も無事終了!いよいよ買取オープンへ

ーー搬入も完了し、無事準備が終わって買取オープンを迎えたと思いますが今の心境はいかがですか?

とりあえず、「ひと段落したな…」と。一安心した反面、まだまだだなって思うこともたくさんありました。

例えば社長から「もっと商品の深堀を進めて行って欲しい」とのご指摘があったんです。テニスラケット一つとっても、フレームのサイズやガットの種類など、細かい部分も理解しなくてはいけないと。この言葉には背中を押されましたね。まだまだできることはたくさんあるな、とやる気が湧いてきています。

ーー社長直々に!では次に、買取で印象に残ったことはありますか?

そうですね、たまにスゴい掘り出し物が出てくるんですよ。

例えば、アウトドア用品は最新のものが高額なイメージはありませんか?間違いではないのですが、ビンテージ品もなかなか価値が高いんです。100年物のランタンや、生産数が少なくて希少価値が高いものとか。

ただ、まだまだ新しい業態ということもあって、ビンテージ品だとハードオフグループ内でも買取実績がない商品もあるんですよね。自分達が買い取ったものを元に、商品データベースを作っているような感覚です。私たちの知識や経験を社内全体に発信していく立場にあるので、とてもやりがいを感じます。

ーー買取実績ないものまで手に取ることができるのは、確かに面白みがありますね!

そうなんです。正直、私たちよりお客様の方が商品知識が豊富なこともあります。私たちがどんどんレベルアップしていくことはもちろんですが、それに加えて、お客様と対話することを大切にしています。
「商品のこの部分にサビがあって、使用するときにもしかしたら不具合が生じるかもしれません」など。詳細までお話しして、知識が豊富な方にも納得して購入いただけるよう心がけています。

▼買取オープン期間を終え、グランドオープンした時の様子

6/16のグランドオープンでは雨の中にもかかわらず、入り口にお客様がずらりと並んでくださっていました!

通常のオフハウスやアウトドア&スポーツ新潟竹尾店との違いとは?

ーー通常のオフハウスでも釣り具などを販売していますよね。アウトドア&スポーツ業態としての違いは、具体的にどのような点でしょうか?

まずは、オフハウスに置かれている釣り具やスポーツ用品と比べて、細かいメンテナンスが行き届いた商品が豊富に揃っている点です。

もちろんオフハウスの商品もしっかりメンテナンスがされていますが、アウトドア&スポーツは専門店なので、それ以上の質を担保しています。

加えて、スタッフはアウトドアやスポーツの知識が豊富です。初心者のお客様でも、お声がけいただければご案内できる体制が整っています。

ーーなるほど!それは専門店ならではの強みですね。では、アウトドア&スポーツ新潟竹尾店とは違う、新和店ならではの魅力は何ですか?

1つ目はやはり、ゴルフに力を入れていることです。まだまだハードオフグループ全体でもゴルフは強化しきれていない印象があります。なので「これだけ買取できるんですよ」と、新和店が証明していきたいです。

2つ目は、単独店ということです。単独店とは、他の業態店舗と併設されていないお店のことです。竹尾店は、アウトドア&スポーツと通常のオフハウスが併設されているので単独店ではありません。

単独店としては千葉の店舗が初めてで、次いで新和店です。単独店の良さは、併設店の「ついで買い」のお客様はいないので、当店の商品だけを目掛けてきてくれること。

これが集客の部分にどれだけ影響してくるのか、店長としては期待したい部分ではあります!

ーー単独店ならではの強みもあるということですね!ちなみに、新和店で働くスタッフはどんな人が多いですか?

大体、釣り好き・自転車好き・キャンプ経験者ですね。年齢はほぼ全員20代です。活気があって、ますます楽しいお店になりそうです。これからみんなでキャンプや釣りに行って、道具の使い方を一緒に学んでいきたいと思っています。

ハードオフグループのアウトドア&スポーツ業態は新和店が第一線に!今後の展望とは

ーー新和店の今後の展望を教えてください!

今後は、スポーツ(とくにゴルフ)をしっかり強化できるお店になって、全国のオフハウスに反映できるようになりたいと思っています。

新潟県にはハードオフグループの店舗がたくさんありますが、負けないくらい、活気のあるお店にしていきます!

ーー最後にお客様へ、店長の佐山さんからメッセージをお願いいたします!

ビンテージ品や廃盤商品なども入ってくるので、お見逃しのないよう、毎週でも来ていただけたら嬉しい限りですね!
キャンプ好き、ゴルフ好きの方々はもちろんですが、未経験・初心者の方にもぜひ来ていただきたいです。全てのグッズを揃えようとすると、それなりに金額がかかることもあります。まずはリーズナブルな価格で、アウトドア・スポーツを体験できるお手伝いができればと。知識・経験豊富なスタッフが、お客様に納得していただいて購入していただけるよう親切丁寧なご対応をさせていただきます。

▼アウトドア&スポーツ新潟新和店について詳しくはこちら
公式サイト:https://www.hardoff.co.jp/shop/detail/?p=131004

公式Twitter:https://twitter.com/offhouse131004

取材日:2023年6月7日