COLUMN

一致団結して進化し続ける!アパレルに特化したモードオフについて深堀り!上野御徒町店・高橋さんにインタビュー

ハードオフグループの中で、アパレルのリユースに特化したお店であるモードオフ。
店舗同士の繋がりも強く、一致団結してカイゼンを続けており、最新の店舗になればなるほど進化しています!


そんな中、2022年にリニューアルオープンした、「モードオフ上野御徒町店」はモードオフ店舗の中では最新の取り組みも。

この記事では、そんな上野御徒町で働く高橋さんにインタビュー。上野ならではの興味深いお話やモードオフをお得に楽しむ秘訣まで?!たっぷり教えていただきました!

モードオフを存分に楽しむコツを知りたい方は、最後までお見逃しなく!

▼モードオフ上野御徒町店について詳しくはこちら
https://www.hardoff.co.jp/shop/detail/?p=104017

高橋さん、本日はよろしくお願いいたします!

モードオフ上野御徒町店 ・高橋さん
アパレルに興味があったためモードオフ勤務希望で2010年3月1日に入社。最初は、オフハウス新津店に勤め、その後店長として勤めたオフハウス新潟新通店での経験を経て、念願のモードオフへと配属。阿佐ヶ谷店(閉店)、グリナード永山店(閉店)、高円寺純情商店街店を経て、現在はモードオフ上野御徒町店に勤務。アパレルに携わり14年の経験を持つスペシャリスト。2度の育児休暇の間には、ハードオフやボビーオフにも応援に回り、経験を深めている。

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モードオフの誕生からの歩み!よりアパレルへ特化した店舗へ

ーーまずはモードオフの成り立ちについて教えてください。

モードオフは2001年の7月に新潟県で1号店が誕生しました。このころはまだ茶色いロゴで今の赤い看板やロゴではありませんでした。そこから山本社長が考案した今のロゴやカラーに変わり、今の形になったのが2009年頃になります。

ーーロゴやカラーを考えたのは山本社長だったのですね。

そうなんです。そして、オフハウスから進化したのがモードオフです。オフハウスにも衣料品はありますが、よりアパレルに特化したお店というコンセプトでモードオフが誕生しています。

ーーオフハウスからアパレルへより特化したという流れだったのですね。

はい、私はモードオフが誕生して1年後に配属されたんですが、 その時の会議での山本社長の言葉がとても印象に残っています。それは「みなさんは創設者だよ」という言葉です。

ーー創設者ってなんだかカッコいいですね!

そうですよね、私もその言葉にワクワクしました
「まだ歴史の浅いモードオフを、良くも悪くもしていくのはみなさん次第…みなさんが創設者ってすごいことじゃない?」ということを仰ってくださって、10年後、20年後にモードオフが大きく成長している姿を想像した時に、今自分がこの場にいることにすごく興奮しました。

地域ごとのニーズに応える!モードオフの特徴とは

ーーモードオフがどんなお店なのか、詳しく教えてください。

はい、モードオフは地域密着型が特徴的なお店だと思っています。古着屋さんは他にもたくさんありますが、その中でも土地柄や地域の特色に合わせた買取や販売を意識して行っているお店です。

ーー地域によって買取品などが変わってくるということでしょうか?

そうです。例えば、阿佐ヶ谷店では売れるけど高円寺では売れないとか、上野では売れるけど吉祥寺では売れないという現象が実際にあります。なので、その地域にあった買取をするようにしています。

ーー具体的に地域によってどんな違いがありますか?

分かりやすい例で言うと、吉祥寺はナチュラルテイストのブランドが多いんです。
カフェとかナチュラル系の洋服屋さんとかが多くて町全体がそういう雰囲気なので、そこに買い物に来るのも当然ナチュラル系な人たちが多いです。その一方で上野だと、ガラッと変わってミリタリーだったりします。

ーーナチュラル系とミリタリーは確かに全然違いますね…!

そうなんですよ!なので、そういう地域の特性を生かして、買取をしています。
例えば他の企業様でデータ化して買取をしている場合には、どのお店に持って行っても同じお値段になります。これはこれで1つの買取方法なのですが、私たちモードオフの場合だと地域の特性によって変動があるので、この店舗とあの店舗では値段が違う、ということになるところが大きな特徴になるかと思います。

ーーお店ごとにかなり違いがある感じなんですね。
そうすると配属先が変わる時などは、そのお店のテイストに馴染むのが大変だったりしますか?

実は…大変だったりします。笑
特に上野界隈はヴィンテージの有名なお店も多く、ヴィンテージ好きな人たちが集まっています。なのでそういう人たちからもお持ち込みしていただくんですけど、リーバイス1つとってもピンキリなんですよね。

ーー古着のリーバイス…お値段に想像がつきません…!

一見ボロボロに見えるデニムでも、20万円と高額になってくることもあります。そうすると自分にはない感覚を持ち合わせなきゃいけないというところが…日々勉強だなと思います!

ーーハードオフグループの他の業態と違って苦労しているところなどはありますか?

査定です。例えば、機械系って型番を入れたりすると商品情報がすぐ分かりますよね。でも洋服は基本となる情報が見つからないことも…そこは価格をつける時に大変だなと思います。

ーーお客様から値段についてのご意見がきたりもするんですか?

なぜこの値段なのか、と問合せをいただきます。でも地域密着型というところをブレずにやっているので、そこまでの苦労はしていないです。

ーー現在モードオフは都内近郊に店舗を出店しているようですが、何か狙いがあったりしますか?

広すぎず狭すぎないような規模のお店が、出店したい物件になります。そういった規模のお店が商店街だったり、神奈川とか所沢など都内近郊に集中しているので、今はそこに出店しているかたちになります。

ーー今後、地方に出店することもありえますか?

はい、もちろんです。以前は関西にも出店しており、地方には出店しない!と決まっているわけではないです。いい物件といい条件が合えば、地方にもぜひ出店していきたいと思っています。

充実したアパレルラインナップが魅力!ジャンク品に代わる均一コーナーで宝探し感覚も?!

ーーオフハウスにもアパレルの取扱いはあると思いますが、モードオフとの違いについて教えてください。

オフハウスとモードオフの違いは、アパレルの取扱い量になります。
モードオフはアパレルに特化していることもあり、オフハウスの5倍の量を取り扱っています。

ーー5倍もの差があるんですね!

そうなんです。なのでアパレルが好きな方にはもちろん、お目当てのブランドがあるお客様にも利用してもらえるように、多様なブランドやアパレルの種類を展開して、ニーズに応えるための量を店舗に揃えて営業しています。

ーーハードオフといえばジャンク品!というイメージがあります。モードオフにもジャンク品はあるのでしょうか?

あります!モードオフの特色として、均一コーナーというものがあります。お店によって価格は違いますが、330円を集めたコーナーや、550円を集めたコーナーがあり、この均一コーナーが、ジャンクの位置にあたるのかなと思います。

ーー掘り出す楽しみがモードオフにもあるんですね!

はい、宝探し感覚で楽しんでいただけると思います。例えば、5階建てのお店の5階に550円の均一コーナーがあったとしても、お客様は頑張って5階まで階段を上り、楽しそうに商品を見てくれています。

ーーみなさんが夢中になる550円の均一コーナーには、例えばどんな商品があるのでしょうか?気になります…

トップスからボトムス、様々なジャンルのお洋服を550円均一で販売しています!とにかくプライスが安くて魅力的なので、その中でお客様がちょうど欲しかったものが見つかると嬉しい!というところで、ワクワク感を味わっていただいてると思います。

ーーこれは確かに階段を上ってでもお目当てを掘りに行く価値がありそうです!

アパレルだけど意外な重労働?!倉庫問題と「出し切り」の文化

ーーモードオフで働いていて、大変だったことはありますか?

実は、モードオフは単独店が多いんです。 オフハウスやハードオフは複合店が多くて、 何か迷った時には隣の店長に聞いてみたりできるんですけど、単独店だとそういうわけにはいかなくって…やっぱりまだ経験もなかった時には1人で悩んでいる場面が多くて、誰かに相談したいな、と思うこともありました。

ーー相談できる人がいない状況は大変そうですね…

あとはお店自体は小さいのですが、オールシーズン買取を行っているのでストックが増えていくんですよね。それらを全部お店に出し切れるわけではなく…そうするとお店に倉庫がないところが多いので…

ーー店舗に倉庫がないところもあるんですね?!それではどうやって保管しているのですか?

シーズンオフの商品は、比較的広い倉庫を持つ店舗に輸送して置かせてもらっています。 その際の荷揚げや荷下げの業務は店長や社員がメインとなって行うので、意外と重労働で大変だなと思います。オフハウスだと倉庫がある店舗もあるので、モードオフでは少し大変なところになります。

ーーアパレルだけど重労働なんですね!倉庫がないということに何か理由があるのでしょうか?

ハードオフには元々「出し切り」という文化があります。なので基本的に、倉庫で在庫を持つという考え方が元々ハードオフになかったということが理由の1つとしてあります。

ーー「出し切り」とはどんな文化なのでしょうか?

その時の市場に合わせた適正な売り値をつけることができれば、仕入れた商品はすぐに売れていくという考え方のことです。売れる値段を先に決めて、買取価格を決めているんです。

ーーなるほど…商品は売れ残らないという考えなのですね!

はい。なのでハードオフグループ全体で、倉庫のない店舗設計になっているところがあります。ただアパレルの場合はシーズンがあるので、季節によってどうしても商品の入れ替わりが発生します。なので本当は倉庫があったら便利なのですが、その分の商品量を減らすわけにもいかないので…悩ましいところです。

若い力が集まるモードオフ!活発な意見交換でどんどん進化する店舗へ

ーーモードオフで働いていて、楽しかったことや嬉しかったことはありますか?

モードオフで働いている人たちは、年齢が近い人が多いんです。なので勤務終わりに集まって一緒にご飯を食べたりとか、話し合ったりすることがとても楽しかったし励まされました。社会人になるタイミングで上京してこっちに友達がいなかったので、そういった意味でも大変助かりました。

ーー従業員同士の年齢が近いのはモードオフだけの特徴なのでしょうか?

はい、そうです。ハードオフやオフハウスだといろんな年齢の人が働いていますが、モードオフはアパレルを取り扱うということもあって、会社の中でも割とヤングチームが集まっています。

ーーヤングチーム!アパレルはやはり若い方たちの関心が高いのですね。

そうですね、若い従業員がどんどん入ってきてくれる業態ではあります。トレンドだったり情報発信の方法だったりというところがモードオフでは大事になってきます。 自分も負けないぞとは思ってましたけど。笑
やっぱり時を経て、若い人たちの感覚ってすごく大事だなと感じています。

ーー年齢が近いとお互いに意見も言いやすそうですね。

そうなんです!思ったことや意見なんかも躊躇なくどんどん述べて、お店に反映していこうよっていう考え方でみんなが動けているのがすごく良いところです。モードオフの店舗同士での話し合いも活発なんですよ。

ーー店舗同士でも意見交換をしているんですね!

はい。トレンド情報共有や苦手分野を克服するための研修など、知識や情報を全体で共有しています!

また、店舗設備で言うと什器のフックも話し合いで改良していったものになります。カバンなどのディスプレイで使用しているフックなのですが、 破損しやすいものを使っていた時がありました。これも話し合いでこっちの什器のほうがいいよ!となって今はより良いものに改良しました

ーー細かいところまで意見を出し合いながら、改良を積み重ねているんですね。

新店をオープンする時にも什器の改良も含めて、みんなの意見を聞いています。この棚はどう?使いやすい?という感じです。もし使いにくい高さであれば改良していきます。既存店舗の現状を知ってから次の店舗づくりに活かしていっています。

ーー新しい店舗になればなるほどより使いやすく、よりディスプレイしやすい店舗になっているということですか?

はい、その通りです。どんどん進化していってる感じですね!

ーー進化する店舗…すごいです!それだと今一番進化している最新の店舗はどこになりますか?

2022年にリニューアルしたばかりなので、「上野御徒町店」がモードオフでは最新の要素が詰まった店舗になります。1階がとにかく古着屋さんっぽく見えないので、 中古ですか?とよく質問されます。日本人、外国の方問わず、 セカンドハンドの商品だと気付かずに「これサイズ違うの出して」みたいに言われたりもします。

ーー中古ではなく普通のアパレルショップだと勘違いされる…ということですよね?

そうなんです。商品自体は変わっていないので、什器を改良してディスプレイを変えたりしたことで見え方が変わったのかなと思います。什器1つで、お店の雰囲気もこんなに変わるんだなと思いました。

ーー特にどういったところを改良されたのですか?

1番変わったのは、シューズラックを変えたことです。 シューズの展示方法を、片足だけ壁一面にざっと展示するディスプレイにしたのですが、それが新品を取り扱っているスポーツ用品店のようなイメージになりました。
前から来ていただいているお客様には、別の新しいお店ができたのかと思われ、モードオフだと分からなかったと言われたこともあります。

ーーそれくらい劇的なビフォーアフターを遂げたんですね!

驚きの高額買取商品?!現役社員が教えるモードオフを楽しむコツも

ーー今まで取り扱ってきた商品の中で、印象に残っているものはありますか?

モードオフの商品でなくてすみませんなのですが…笑
いろんなお店を経験してきたからこそ!で言うと、ホビーオフ時代に経験したポケモンカードの25万売価という商品を買取りしたことがあって…とにかく金額に驚きました。

ーーポケモンカードが25万円に?!ということは、買取価格もそれなりのお値段ですよね…?

はい、それなりの金額でした。オフハウスとモードオフしか経験のなかった私には、これがカードに対する金額だということがとにかく衝撃でした。世界はどうなっているんだろうと、本当に驚きました。笑

ーーここまでの金額になる商品は、ホビーオフの中でも割とレアなのでしょうか?

レアなほうではあるのですが、ホビーオフでは結構そういった高額買取があったりするんです。 やっぱりコレクターの方々が渾身の1品を持ってくると、 普通に10万を超えるような買取があります。こういった世界を見られたことは、とてもおもしろい経験になりました。

ーー他にもなにか印象に残っている商品はありますか?

オフハウス時代に買取をした除雪機も印象に残っています。当時は新潟の店舗にいたので、さすが雪国だと思いました!しかも結構大きな除雪機だったんですよ。子供用自転車くらいの…除雪機まで売っていただけるんだと純粋に驚きました。

ーーちなみに…買取はされたのですか?

買い取りました!動作チェックもできないし、当時まだ新入社員だったので判断にすごく悩んだのですが…色々な商品を扱っているのが私たちの強みだから、と思い切りました。それで無事お買い上げいただきました!

ーー購入された方は安価に除雪機が手に入ってラッキーでしたね!

そうですね。売った方も捨てるとなると粗大ごみの費用がかかりますし、購入された方は欲しい物がお手頃価格で手に入って…win-winになります。これはハードオフグループの良いところですね。

ーーモードオフを楽しむコツやお勧めの活用方法などあったら教えてください。

ハードオフグループのお店は地域密着型になるので、 店舗によって価格が違うことがあります。モードオフも同様で、欲しいものをよりリーズナブルに購入することを目指してモードオフめぐりをするということも楽しみの1つになるかと思います。あとは季節の境目が狙い目になることです。

ーー季節の境目…ですか!セールをするからでしょうか?

セールもそうなんですけど、セールの後も重要です。 セールが終わると秋物シーズンになりますが、夏物を店頭に出すか出さないかって言ったら出すんです。まだ冬物を欲しがるは少ないので…なので、店舗に並ぶ夏物がお買い得価格になる傾向があります。

ーーそんな秘密があるんですね…!

実はそうなんです!もちろんしっかりした買取価格で買い取っていますが、結構お得なものが買えたりします。逆も然りで、冬の終わりには春夏ものがメインになっていくのですが、そこで冬物を買うのもお得だったりします。

ーーシーズン終わり際がお得に買い物をするチャンス…ということですね!

はい、買取をしたものをすぐお店に出しているので、そのシーズンの最新の商品が店頭に並んだりするからです。あとは買取に関しても同様のことが言えます。今は夏物のセール中なのですが、次の秋冬に向けて秋冬ものを強化買取しています。

ーー高く買い取ってもらいやすいのが、季節の境目なのでしょうか?

その通りです。売っていただく時は、季節先取りで夏物セール中に秋服を売っていただいて、買っていただく時は、夏のセールが終わったタイミングを見計らうと今シーズンのものがお得に買えるかもしれない、ということですね。

ーー売り手と買い手になった時で、タイミングを見極めることが大事なのですね。

はい!タイミングを見極めてモードオフをよりお得に楽しんでいただけると嬉しいです。

ーーとてもいい秘訣を教えてもらいました。ありがとうございます!

プライス表示も英語に?!グローバル化が進む上野御徒町店の魅力

ーー高橋さんから見たモードオフの魅力について教えてください。

モードオフの魅力は、先程もお伝えしたように、とにかく意見が言いやすくて取り入れてもらいやすいところだと思っています。みんなから出た意見は、自分たちのためじゃなく、お客様やお店のことを思って出たすごく大事な意見なので、それを否定することなくどんどん活かしていく!というところで、みんなの頑張りが集約されているんだな、と感じます。

ーーそれぞれの店舗のみならず、モードオフ全体でチームワークが良いからこその魅力でしょうか?

そうです、一致団結力が強いところがとても魅力的なんです。

ーー「モードオフ上野御徒町店」ならではの魅力も何かありますか?

「上野御徒町店」は、8割の利用者が外国人観光客になります。なので大半は英語での接客をしています。それくらいグローバルなお店になっているので、寒い国から来るお客様のためにずっと冬物を置いていたりします。とにかくニーズに応えられるようなお店を目指しています。

ーー英語で接客!すごくカッコいいです…!

ありがとうございます!去年から外国のお客様に対して免税の取り組みも行っているので、より利用しやすくなったかなとは思います。

ーー免税まで!店舗でそのまま免税の対応をしているのですか?

そうです、店舗であらかじめ免税にして販売しています。外国のお客様がここ2、3年ですごく多くなってきたので、取り組みを始めました。

ーー免税対応をしている店舗は、「モードオフ上野御徒町店」の他にもありますか?

上野御徒町のハードオフとホビーオフ、それと秋葉原などですね。外国のお客様が多いエリアだけでやっています。

ーー外国人のお客様にだけ免税対応というのは、従業員さんたちは混乱しないのでしょうか?

実は、すごく苦労してます。
大きなミスが起こらないよう注意していますが、初めてのことですので少しずつ慣れていってる途中ですね。

ーーどんどん外国のお客様が利用しやすい店舗に発展しているんですね。

でもまだまだ改善するべきところや、グローバル化が進んでいないところもたくさんあるんです。例えば、日本語メインでプライスが表示されていたりするので、 なかなか中古におけるダメージに気づかせてあげられていません。 なるべく買う前にこちらでチェックして伝えるようにはしていますが、ガラスケースの中を開けて商品を見せた時にダメージがあるからやっぱりいらない、となることも多いです。

ーーそしたら今後はプライス表示やダメージの表記も外国語で対応したりするのでしょうか?

そうしたいなと考えています。外国のお客様がより利用しやすくなるようにブラッシュアップしていきたいです。

ーー「上野御徒町店」の進化が楽しみです!ちなみに高橋さんは英語での接客は…?

はい、できます。アメリカのカリフォルニア州にある店舗にも2週間ほど研修に行かせてもらったりもしました。そこでも買取や販売の経験を積んできました。

ーーアメリカで研修もされてるんですね。その中で学んだことはありますか?

向こうで学んだことは、日本人と外国人の表現の仕方の違いです。何かを伝える時に、日本人は「これはできません」というネガティブなことを先に言ってしまいがちなんですけど、外国の人にもに分かってもらうためには「これはオッケーだよ」というポジティブな表現をしたほうがストレートに伝わります。

ーー文化の違いなのでしょうか…興味深いです。

そうですよね。こういった経験から学んだことを今後「上野御徒町店」でも活かしていければと思います。

ーー今後どんなお客様にお店に来てほしいですか?やはり外国のお客様でしょうか?

はい。口コミなども外国のお客様から書いてもらうことも多いので、やっぱり外国のお客様にももっともっと来ていただけるようになりたいです。googleの書き込みなどで「 このお店こういうとこが良かったよ」と広がっていくと嬉しいですし、訪れた人に必ず立ち寄ってもらえるような店を目指しています。

ーー最後に、モードオフを利用する方々へ、メッセージをお願いいたします!

社会貢献を大事に考えている会社ですので、これからもどんどん社会貢献に尽力しながら地域の皆様に喜んでもらえるお店を作っていきたいと思っています!

▼モードオフ上野御徒町店について詳しくはこちら
公式サイト:https://www.hardoff.co.jp/shop/detail/?p=104017
公式 X(Twitter):https://x.com/modeoff_ueno

取材日:2024年7月12日